原宿「MUUN Seoul」で出会う、本場ソウルの洗練された“トキメキ”
日差しの中を歩くだけで、新しいカルチャーの息吹を感じる街、原宿。その一角、神宮前の路地裏に、ふと足を止めたくなる洗練されたカフェがあります。それが「MUUN Seoul(ムーンソウル) 原宿店」です。
ここは、まるでソウルのトレンド地区に瞬間移動したかのような、白を基調としたミニマルな空間。以前から、ここの「トゥンカロン」と呼ばれる韓国マカロンが絶品だと聞いており、その本質的な魅力とは何なのか、好奇心に駆られて足を運んでみました。
この記事では、単なる「流行り」では終わらない、「MUUN Seoul」が持つ確かな実力と、心ときめくスイーツたちをご紹介します。
訪れたお店の基本情報
- 店舗名: MUUN Seoul(ムーンソウル) 原宿店
- 住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目29−7 T’s6ビル
- アクセス:
- 東京メトロ「明治神宮前駅」から徒歩約8分
- JR「原宿駅」から徒歩約10分
- 営業時間: 11:00 – 19:00(訪問前に公式Instagramなどでご確認ください)
- ウェブサイト: https://www.instagram.com/muun_seoul
- GOさんぽ
https://gosanpo.com/listing/849/ - GOJAPAN BLOG
https://blog.gojapan.net/?p=962 - Trip GOJAPAN
https://trip.gojapan.net/archives/901
なぜ「MUUN Seoul」は人を惹きつけるのか
原宿には数多くのカフェが存在しますが、このお店がひときわ輝いて見えるのは、その「本物感」にあるのかもしれません。
店内は、無駄を削ぎ落としたデザインながら、どこか温かみのある空間。コンクリート打ちっ放しの壁に、ナチュラルな木製の家具が配置され、洗練された雰囲気を醸し出しています。
ショーケースに並ぶスイーツたちは、まさに宝石のよう。しかし、それは単に見た目の華やかさ(いわゆる“インスタ映え”)を追求しただけのものではありません。一つひとつの素材選び、製法、そして味のバランス。そのすべてに、作り手の確かな美意識とこだわりが感じられるのです。
この「質の高さ」こそが、トレンドに敏感でありながらも本質を見抜く目を持つ人々を、絶えず惹きつけている理由なのでしょう。
珠玉のスイーツ体験レポート
今回、数ある魅力的なメニューの中から、特に印象的だった3品を体験してみました。
【おすすめ1】トゥンカロン(韓国マカロン)
まず、このお店の代名詞とも言える「トゥンカロン」。「太っちょマカロン」を意味するその名の通り、一般的なマカロンの2倍はあろうかという驚きのボリュームです。
今回は、人気No.1だという「オレオ」を選んでみました。
まず、外側の生地(マカロン・コック)を一口。サクッとした歯触りの直後、ふんわり、しっとりとした繊細な食感が広がります。聞けば、生地は24時間熟成させているとのこと。このひと手間が、独特の口溶けを生んでいるようです。
そして、主役のクリーム。濃厚なクリームチーズをベースにしており、甘さが驚くほど控えめ。オレオクッキーのほろ苦さとビターな風味が、クリームの穏やかな酸味と見事に調和しています。
「甘いマカロンは少し苦手」という方でも、これならペロリと食べられてしまうはず。見た目のボリューム感とは裏腹の、非常に計算された上品な味わいでした。
【おすすめ2】センタルギウユ(生いちごミルク)
「センタルギウユ」とは、韓国語で「生いちごミルク」のこと。こちらも看板メニューの一つです。
ずっしりと重いボトルを受け取り、まずその果肉の量に圧倒されます。
よく振ってからグラスに注ぐと、濃厚なミルクと甘酸っぱいいちごが混ざり合い、美しい淡いピンク色に。
一口飲むと、まるで「いちごそのものを飲んでいる」かのようなフレッシュな香りが鼻を抜けます。シロップのような人工的な甘さは一切なく、完熟いちごの自然な甘みと酸味が、まろやかなミルクに溶け込んでいます。
これはもはやドリンクではなく、「飲むスイーツ」と呼ぶのがふさわしい一品。トゥンカロンとの相性も抜群で、お互いの良さを引き立て合っていました。
【おすすめ3】シーズンフルーツクロッフル
クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼き上げる「クロッフル」。韓国で生まれたこのハイブリッドスイーツも、ここでは必食です。
注文したのは、旬の果物が彩る「シーズンフルーツクロッフル」。
熱々の生地は、外側がキャラメリゼされたようにカリッと香ばしく、中はクロワッサンならではのバターの芳醇な香りと、もっちりとした食感が同居しています。
この食感のコントラストがたまりません。
添えられたクリームやフルーツと一緒にいただくと、温かい生地と冷たいトッピングが口の中で一体となり、多層的な美味しさが押し寄せます。シンプルなようでいて、非常に奥深い。行列ができるのも納得の完成度です。










まとめ:本物の「トキメキ」に出会える場所
「MUUN Seoul 原宿店」は、トレンドの発信地・原宿において、確固たる個性と実力を持つカフェでした。
華やかな見た目の奥に隠された、丁寧な仕事と素材へのこだわり。それらが空間全体を支配し、訪れる人に上質な時間を提供してくれます。
忙しい日常の中で、ふと足を止めて、心から「美味しい」「素敵だ」と思えるものに触れる時間は、私たちにとって大切な充電期間のようなものです。
ここは、そんな忘れかけていた上質な「トキメキ」を思い出させてくれる貴重な一軒。
見た目だけの流行を追いかけるのではなく、本物の味と洗練された時間を知る大人にこそ、訪れてみてほしい。原宿の喧騒の中で、確かな満足感を得られる、そんな場所です。
原宿で少し特別なひとときを過ごしたい時、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。ショーケースに並ぶ美しいスイーツたちが、きっと迎えてくれるはずです。
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